風景と旅の写真家のブログ

心に残る風景、旅先で出会った風景を、写真と文章で紹介します。

カタクリの群生を見てきました

岐阜県可児市内の鳩吹山に、有名なカタクリの群生地があります。


日曜日に妻と二人で行ってきました。実は初めて行きました。


素敵な雑木林に、カタクリは群生していて、



それは見事でした。



こんなにも群生しているんだと改めて驚きました。


久しぶりにカメラを持って撮影してきました。



興奮しながらの撮影は久しぶりです。





駐車場から15分も歩くと、可児川下流域自然公園があり、


そこがカタクリの群生地になっています。






どのカタクリの花も、可愛らしくて可憐なので、


ついつい撮りたくなってしまいます。


久しぶりにマクロレンズも使って撮りました。



以前カメラを始めた頃、植物写真家のいがりまさし氏に


通信講座で添削指導を受けていました。


カメラを通じて、自然との向き合い方を学びました。



アップで自然の花を撮るのは、本当に難しいです。


どうしても、花だけが宙に浮いた感じになってしまいます。


とはいえ、夢中になって撮り続けていました。



他にも大勢の人がカメラを向けていました。


本格的なカメラやレンズで撮っている人が多いのに驚きました。


私も負けじと愛用のニコンのボディに、70~200mm望遠ズームから


マニアルのマイクロ105mmに付け替えて撮りました。


私が風景写真にのめりこむきっかけになったレンズです。


25年以上も前のことです。



このレンズはf値2.8のヘリコロイドのマニアル仕様なのですが、


ニコンの現行品として、今でも購入できるんですね。


カメラ・メーカーとしての馬鹿正直ともいえる誠実さを強く感じます。


(  ニコン頑張れと、応援したくなります。)


古いレンズは、表面の硝子の色に独特な深みがあって、美しいのです。


今のレンズは描写性能は素晴らしいのですが、レンズ面をみると


無色透明で面白くないんですね。がっかりします。



ついマニアックな話になってしまいました。ごめんなさい。


以下は標準ズームでの撮影です。



空を見上げると、木々の芽吹きが始まっていました。


林の地面はこの通りです。





雑木林の奥の方まで、カタクリの花がびっしりと続いています。


遊歩道なっているので、軽装でも歩けるのがありがたいです。


それにしても、よく整備された素敵な林です。


次回は鳩吹山まで歩いてみたいと思いました。



群生地の反対側には、桜も咲き始めていました。



僅かな滞在時間でしたが、春を感じる満ち足りたひとときでした。


残念ながら、レオン君は留守番でした。


帰宅して、コーヒーを飲みながら、妻とカタクリ群生の余韻を楽しみました。


レオンもちゃっかり仲間入り、おやつをもらいました。