カナダの山旅 2
今回は、コロンビア山脈の山や湖などの風景を紹介します。
コロンビア山脈の中の、アダマンツ山群と呼ばれる地域です。
カナディアン・ロッキーとは違い、平地から続く高山へのルートがなく、ヘリコプターで一気に山上へ上がってしまいます。
少し贅沢な気もしますが、山の中腹には立派なロッジもあり、快適な山旅を満喫できます。
青空の下には、氷河の残る稜線と尾根、手前には草地が広がっています。
氷河から溶け出した水が、小川となって流れています。
何だか別天地に来たような気がしました。( 実際、別天地でした。)
真っ青な空と、尾根に広がる雲、よく見ると月まで浮かんでいます。
山上の絶景ともいうべき風景です。
無名の山上湖です。咲き終わったアネモネが風に揺れていました。
湖面を吹き渡る風とともに、エメラルド・グリーンの湖面が、さざ波を立てて、細かく細かく変化していきます。
地上とは、まるで違う時間が流れているような、不思議なひとときでした。
湖面を見ていると、絶え間なく変化するので、何枚も何枚も、シャッターを切りました。
地面には、見落としそうな小さな花が咲いていました。リンドウの仲間でしょうか。
「スムース・アルパイン・ジェンティアン(和名:ヨコヤマリンドウ)」(「カナダの山と花の風景」に掲載されていました。)
とても小さかったので、マクロレンズと三脚を使って撮影しました。
今回は以上です。次回は山上の氷河とお花畑を紹介したいと思います。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。