カナダの山旅 4
引き続き、アダマンツ山群の紹介です。
コロンビア山脈の、最高峰の山が、このMt.サー・サンドフォード(3519m)です。
山域としては、コロンビア山脈の中の、セルカーク山脈になります。
山頂付近まで、ほとんど氷河のような万年雪に覆われています。
この後に紹介するエスプラナーデ山脈からも遠望できますが、
こちらのアダマンツ山域から見た方が、はるかに近くて、迫力があります。
この山域には、ヘリコプターでしか入ることができません。
余談ですが、ロッジで、俳優の渡辺謙さんにお会いしました。もちろんご当人は、何も覚えて見えないと思いますが。息子さんとTVスタッフの方々と来て見えました。
青空と溶け合うような山なみ、笠雲のかかった山、心に残るアダマンツの山々です。
以上アダマンツ山群の紹介でした。
続いて、エスプラナーデ山脈を紹介します。
ヘリコプターで山上に上がり、山小屋から山小屋へと縦走します。
山小屋の一つ、メドゥ小屋です。
快適な山小屋で、女性の専属スタッフが美味しい料理(お寿司の太巻きなど)を作ってくれました。
私たちのガイド(カナダ人の若者)とこの女性スタッフは、クライミングに夢中になっているらしく、意気投合していました。
前方に見えている三角の山が、Mt.サー・サンドフォードです。
こちらは随分遠くて、小さく見えます。
でも、手つかずの自然を、独り占めしているような気分になります。
トレッキングしながら、見つけた高山の花たちです。
エスプラナーデ山脈の朝です。
木々の間から上る太陽が眩しく、大気は神々しいくらい澄み渡っていました。
星の降るエスプラナーデ山脈の夜空です。
暮れていく空です、針葉樹の向こうに見える山なみ、空に浮かぶ雲。
雄大なアダマンツ山群とは異なり、素朴で親しみやすい自然が、エスプラナーデ山脈にはありました。
以上がエスプラナーデ山脈です。
これで、4回にわたる「カナダの山旅」シリーズを、終わりたいと思います。
最後に、追加として、カナディアン・ロッキーの最高峰、Mt.ロブソン(3954m)の雄姿を紹介します。
Mt.ロブソンは、カナディアン・ロッキー北部に位置しています。
この写真は、麓のロブソン・ランチ(牧場・ロッジ)で撮影しました。
私にとっては、懐かしい思い出の写真です。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。