風景と旅の写真家のブログ

心に残る風景、旅先で出会った風景を、写真と文章で紹介します。

郡上八幡へ行く

昨秋11月に、郡上八幡へ行きました。


紅葉の季節でしたが、平日ということで、ゆっくり観光することができました。


インターネットに紹介されているモデルコースを参考に巡りました。


旧庁舎記念館の駐車場に車を停めて、散策開始です。




まずは、「いがわのこみち」です。民家の裏手を流れる風情のある用水路です。



「 地元の人々の 暮らしに根差す用水路  水路沿いのこみちでは
風情ある散策を楽しめる  」 ーTABITABI郡上ーより



美しい鯉も泳いでいます。


防火用水や洗濯場など、地元の人々の生活に根付いた用水路になっています。


こみちに足を踏み入れると、タイムスリップした感覚に襲われます。



続いて、「慈恩禅寺(荎草園:てっそうえん)」に行きました。


「 慶長11年(1606年)に京都の大本山妙心寺から勧請した半山禅師によって創建されました。郡上八幡城主・遠藤家、金森家の他、土佐藩主、山内一豊の妻で賢夫人として有名な千代ゆかりのお寺です。 」 ーTABITABI郡上ーより



荎草園は、江戸時代初期のもので、禅寺に相応しい落ち着きのある名園です。


畳の座敷からは、見事な紅葉の景色を見渡すことができます。


滝と紅葉が見事でした。


筧や手水鉢の造作も、風流で思わずカメラを向けてしまいます。


ニコンのミラーレスカメラを手にした女性が、真剣なまなざしで撮影していました。


お寺の建物の中を歩きながら、何枚も撮影しました。


全てにわたって風流で、落ち着いた雰囲気でした。


受付で、住職の奥様から、丁寧な説明をしていただいたのも印象的でした。



外に出ると、地蔵さんがあり、鐘楼の向こうには、郡上八幡城が見えました。


次に目指すのは、いよいよ郡上八幡城です。


高速道路から見えるのですが、実際に訪れるのは初めてです。


日本最古の木造再建城ということですが、郡上八幡のシンボルに相応しい美しいお城です。



紅葉と白壁がコラボして、素敵な写真が撮影できました。



実は、お城まで車で来るときに、ヘヤピンの急カーブを何度も回って上るのですが、


これがなかなか大変な坂道でした。


予想はしていたのですが、私の車(エスティマ)はストロークが長いので、


相当ぎりぎりまで外回りのハンドル操作をしないと回りきらないのです。


途中2回ほど、ヘヤピンのカーブで切り返しをする際、タイヤが勾配についていけなくて


スリップしてしまいました。


正直焦りました。タイヤから白煙が出てスリップするので、必死でした。



結論:下の駐車場に止めた方が無難でした。



ともかく、無事到着したことにほっとして、感謝です。(立ち往生しなくて、本当に良かったです。)


お城は見事でした。お城について何の知識も見識もありませんが、素晴らしかったです。



天守閣からの展望も素晴らしかったです。


紅葉がアクセントになって、素敵でした。


以上、紅葉の郡上八幡への日帰り旅行でした。


お昼を挟んで、市内も散策したのですが、割愛しました。


レオン君も一緒でしたが、今回は出番がありませんでしたので、最後に一枚。


時期外れの内容になっていますが、ここまで読んでいただき、ありがとうございます。


昨日・今日と大変な寒波になって震えています。皆様もご自愛くださいますように。