風景と旅の写真家のブログ

心に残る風景、旅先で出会った風景を、写真と文章で紹介します。

あれから そして 愛犬の急逝(1)

いったいどれだけブログを更新せずにいたのだろう。


前回のブログは、昨年の10月3日「中秋の名月」でした。



あれから半年以上経ってしまいました。



長い残暑のあと、短い秋も過ぎて、冬になり、


新年を迎えて、春になりました。



でも、ブログの更新ができないのです。


フォト日記を書くように、旅日記と写真を載せるという作業が


できなくなってしまったのです。



というのも、この1年ジャズセッションに足しげく通うようになり、


おまけにトランペットのアドリブ教室にも、


月1回通うようになりました。


ただレッスンの課題を練習しなくてはならないので、


月1でも練習時間がかなり必要になって来たという訳です。



それまでの生活のリズムとは違う日々が続くようになってしまい、


何だかレッスンの練習が重要項目になり、自分の中で手一杯という感じに


なってしまいました。



セッションに参加しても、すぐ上達して演奏できるわけでもなく、


楽しさが無くなって、上手く演奏ができないという負のイメージだけが


先行するようになってしまいました。



とは言え、旅行と撮影をやめたわけではありません。


でも、ブログに載せようという意欲がわかなくなってしまいました。



「はて?」


「私は何をしたいんだろう?」


「はて、いったい私は、、、、、、。」



次回の写真展を企画をしなくてはという思いで、


あれこれ撮影した写真をレタッチしたり、プリントしたり、


展示写真の候補を吟味したりしてはいるのですが、


なかなか、先に進めないのです。



自分の中で、何かが停滞してしまったのです。



そして、



愛犬のレオンが、突然病気で逝ってしまいました。


               2022年7月撮影


病名は、血管肉腫。


大型犬に多い病気で、脾臓や肝臓などに腫瘍ができて、


他のリンパ節や筋肉にも転移し、死に至る病です。


難治性で、予後1か月とか、良くても3か月という病です。



レオンは、3月12日に動物病院を受診して、



エコー検査の結果腹部に異常あり、腹水もたまっている、


多分脾臓か肝臓に腫瘍らしきものが認められる。



手術という選択肢もあるが、それで助かる確証はなく、


CT検査による精密検査をしないことには、明確な治療方法もわからない。



という診断でした。



原発性といって、脾臓内部から生じた腫瘍であれば、


摘出すれば助かります。


脾臓を摘出しても、命に別状なく、健康に過ごすことができます。



でも、レオンは違いました。



( 以下レオンの闘病記録 )



3月23日の土曜日病状が悪化して、緊急入院しました。


脾臓の腫瘍から出血して、貧血状態に陥り、緊急を要する状態でした。



土曜日の午後、かかりつけ医は休診、近所の動物病院を受診して、


緊急の手術をしないと助からないと言われ、


大急ぎでCT検査のできる病院を探してもらいました。


おかげで


「もりやま犬と猫の病院」が受け入れ可能ということで、


緊急入院しました。



すぐさま、貧血で危険な状態を回避すべく措置をしてもらい


一命を取り留めました。


若いO獣医師が適切に処置して下さいました。


   

                2024年2月撮影


( 続く )

久しぶりの森林公園+中秋の名月

 10月に入り、秋の空気を感じて森林公園に行きました。


久しぶりに行きました。


いつものように、楽器持参で、レオンを連れて出かけました。






一昨日自宅で楽器(Tp)を練習していたら、上唇が固くなり、


音が出なくなりました。最悪のパターンです。


今日は、音が出るかどうか、とても不安でした。


昨日一日唇を休ませたのが功を奏したのか、程々に音が出たので良かったです。



8月、9月とうんざりする暑さで、体調もいまいちで、


何かとやる気が削がれていました。


旅行に出かけることもなく、ブログも全くのご無沙汰です。



今日のブログ、全く変わり映えしませんが、重くなった腰を上げるつもりで


書きました。風景写真とは、縁遠い自分になっています。



でも、湿度が下がると、写真を撮るのが楽しくなってくるみたいです。



余談ですが、カメラメーカーのニコンさん、危機を脱して元気になったみたいで


嬉しい限りです。老舗カメラメーカーの底力を感じます。


撮影する人間にとって、カメラのない写真はありえません。


その意味で、カメラで撮影する楽しさや喜びを、ニコンは発信続けてくれています。


高度にデジタル化した社会で、未来に向かって担う企業の役割を


見事に体現化していると思います。



ただ、フィルムで撮影するのは、ますます難儀なご時世になっています。


とりあえず、ネガフィルムが入ったままのカメラで、1本撮りきろうと思います。



同時に、フィルムメーカーとしてのフジフィルムの苦渋を、まざまざと感じます。


カメラメーカーとしてのフジフィルムも大好きですが・・・。




今日のブログは、自分のお尻を叩くつもりで書きました。




追記:先日(9月29日)「中秋の名月」を撮影しました。



デジタル一眼レフのカメラに、望遠ズーム400mm域のテレ側で


自宅のバルコニーから手持ちで撮影しました。


この写真は、画像ソフトでさらにトリミングしてあります。


フィルムの頃から、月の撮影は苦手です。今回も露出が決まらず苦労しました。



月とか星とか、天体にはあまり関心がないのですが、


今回は頑張って撮ってみました。

夜空を彩る『日本ライン夏まつりロングラン花火』

今夏初めて花火を見に行きました。



木曽川に打ちあげられる花火


国宝犬山城とコラボする大型花火


8月2日(水)20:00~20:10



わずか10分の夏の夜空を彩るショーですが、


1日(火)から10日(木)まで、毎晩見られます。




駐車場近くの高台からのスポットです。


多くの人が高台の斜面に腰を下ろして、花火の打ち上げを待っています。



木曽川を挟んだ対岸の夜景も、遠くの山なみを背にして、美しい。



私と妻は高台の柵の前で、打ち上げを待っています。


柵の前には、カメラの三脚がびっしり並んでいます。



私は三脚なし。花火の撮影は苦手です。連続撮影の設定すればよいのに、


私の頭は、どのタイミングでレリーズしようかと悩みっぱなし。


フィルム時代のマニアル撮影の癖が、自分を縛り続けているのです。



8時ジャスト、最初の花火が犬山城の後ろから、打ち上る。


ドーンという音が夜空に号砲のごとく響き渡る。



かすかなどよめきが一瞬周囲から上がるが、


すぐさま、続いて打ち上げられる花火の音にかき消されてしまう。


夜空を彩る華麗なショーの始まりである。




あっという間の10分でした。


案内によると、300発の花火が1日に打ち上げられるとのことです。


300発の花火による、夜空を彩る華麗なショーは終わりました。



ということで、今回は昨夜の「花火と国宝犬山城」のコラボレーションでした。


やはり、日本の夏に、「花火」は欠かせませんね。



ちなみに、今日は雲が多く、暑さも少し控えめだと思い、


久しぶりに庭の手入れをしました。


特に芝は伸び放題なので、一日かかって、休み休み刈りました。



夕方、しばし庭に出てきたレオンです。


内弁慶のレオン君は、この後すぐに家の中に戻りました。


随分顔も白くなりました。もうすぐ7歳の誕生日です。


しばらくお腹が不調でしたが、今は元気です。


それにしても、庭仕事も体力がないとできません。


今日は体調も良く、水分補給しながらできました。



今日の暑さには、個人的には感謝です。