風景と旅の写真家のブログ

心に残る風景、旅先で出会った風景を、写真と文章で紹介します。

写真展「彩の風景・愛犬たちの肖像」やります。


愛犬のレオンが亡くなり、7か月が経ちました。


毎日新たに迎えたショーン君と元気に過ごしています。



ショーンと散歩しながら、レオンと同じコースを歩いた記憶が重なります。


「天国にいるレオンは、ショーンと散歩している私をみていてくれるかな?」


なんて思いながら歩いています。



ショーンは、まるで福島の会津のお土産「赤べこ」みたいに、首を上下しながら


歩きます。とても愛嬌があって、憎めない可愛らしさがあります。


まだ1歳と4か月、いたずら好きのお子様犬です。


久しぶりに、森林公園にやって来ました。


お供は、愛すべきショーン君です。




さて、前回の写真展「オーストラリアの旅 ーモノクロームの世界ー」が終わり、


まだ、2か月も経たずに新たな写真展開催です。


準備に明け暮れる毎日が続きます。



ショーンと新たな一歩を踏み出しましたが、レオンの死を引きずらないために、


レオンやこれまでの愛犬たちに、どうしても感謝と追悼の意を表したいと


思い、レオンが生前お世話になったお店で写真展を開くことにしました。



同時に、久しぶりに自然の風景写真を展示します。


過去に、春日井の「ギャラリーカフェ わッつ]」で展示した写真とかなり重複しますが、


自分の中では新鮮な気持ちがしています。


続く

(続々)「オーストラリアの旅 -モノクロームの世界-」


オーストラリア東海岸のケアンズを起点に、日帰りでグリーン島、


さらに別の日にキュランダ村へ行きました。


キュランダ村からケアンズへの復路は、高原鉄道に乗りました。


列車は、バロン渓谷国立公園の熱帯雨林の中を走っていきます。


バロンフォールズ駅から見えるバロン滝です。雨季には迫力のある滝に変貌するようです。







フレッシュウォーター駅を過ぎると、180度のヘアピンカーブがあります。


紀行番組「世界の車窓」のオープニングに出てくる場所です。


写真撮影しやすいように、列車はスピードを落としてくれるようです。


ケアンズの町に近づくと、沿線で列車に手を振る人たちの姿も見えました。




沿線で、列車を見送る母子の姿に、思わずシャッターを切りました。


その後シドニーに戻り、近郊のブルーマウンテンズ国立公園に行きました。



ユーカリの木から出る油分が空気中に気体となって広がり、


山が青く見えるのでこのように呼ばれるということです。


また、2020年の森林火災では多くの森が消失し、深刻な被害になりました。


私たちが訪れた時は、一面深い緑に覆われた森が広がり、


とても、森林火災があったとは思えませんでした。


文字通りブルーマウンティンズの山と森が広がっていました。


左に見える3つの奇岩は、「スリーシスターズ」と呼ばれています。


部族の掟に反して、男性に恋をしてしまったがゆえに、


姉妹が岩になってしまったというアボリジニーの伝説がその名の由来です。



今回はすべてモノクローム写真になりました。


モノクロに変換することで、別次元の世界が出現することに驚いています。



なお、写真展「オーストラリアの旅」が終わって間もないのですが、


今月の22日から、新たに、写真展「彩の風景・愛犬たちの肖像」を


やります。




今回は、初めて多治見市内の「梟」というお店でやります。


ペット可のテラス席があり、レオンを連れてしばしば行きました。


レオンが亡くなったのを機に、我が家の愛犬たちの写真展を


「梟」さんでやりたいと思いました。


愛犬たちに、あらためて感謝と追悼の意を表したいと思います。


(続)写真展「オーストラリアの旅-モノクロームの世界」ー」

シドニーでは、街の風景というよりは、街の表情をスナップ的に


撮影できたように思います。


また、モノクロームにすることで、都会の無機的な表情が強調された


と思います。



グレートバリアリーフの「グリーン島」です。



「ウルルの夕景」(エアーズロック)です。


この写真だけは、撮影時にモノクロ設定にしました。


フジフィルムのXpro2というカメラの、フィルムシュミレーション設定を


モノクロのACROSにしました。


今回の撮影ではRAWではなく、すべてJPEGで撮影しました。




ウルル散策のコース上で撮影した一枚。


強大な赤茶色の岩山がモンスターのように見えました。



ウルルの近くにある「カタジュタ」の巨石群全景です。


日本人ガイドさんの説明を聞きながら、ウルルとカタジュタの散策コースを


歩きました。


アボロジニ―の聖地ということで、撮影不可の地域もありました。


歩いていると地球の大地に触れている実感がありました。



私たちが訪れていた2日間は、快晴で灼熱の暑さの中を歩きましたが、


ガイドさんの話では、先週は暴風と洪水で、木が倒れたり水があふれたり、


大変だったそうです。


アボロジニ―の聖地は、自然の脅威と隣り合わせだということでした。


続く