思い出のフィルムカメラ ーその1ー
「YOU TUBE」を見ていたら、ニコンのフィルムカメラF3を
紹介しているサイトが二つ続けて出てきました。
F3は、「YOU TUBE」にしばしば登場するのですが、今回は
なぜか気になって、自分もF3をブログに書こうと思い立ちました。
久しぶりに、飾り棚の中から取り出してきました。

ニコンのフラッグシップ機として1980年に発売された「F3」は、
プロの過酷な使用に耐える堅牢性と、当時の最先端電子技術を
融合させた伝説的な35mm一眼レフカメラです。
(グーグル検索結果引用)
私にとって、忘れることのできない大切なカメラです。
かつての私にとって、山歩きや登山には欠かせない
必須アイテムでありました。

巻き上げノブを回しながら、一枚一枚シャッターを切るときの
感触は今でも体に残っています。
山歩きしながら、フィルム交換するときの面倒な仕草も、
けっして嫌いではありませんでした。
F3を通して、写真を楽しんでいたんですね。
いや、楽しませていただいていたんですね。

私のF3は、HP(ハイ・アイ・ポイント)仕様で、眼鏡をかけたままでも、
ファインダー内の視野がはっきり見えるようなっています。
ピント合わせもマニュアルで、ファインダー内の上下に分割された
小さな円で合焦させる仕組みです。
私はこの「スプリット・マイクロ」と呼ばれるピント合わせが
好きでした。
上下に分割された小さな円の中で、被写体の二つの像が
はっきりと一つになるのを確認しながら、ピントを合わせるのです。
ファインダーを通して世界を見る感覚です。
つまり、ファインダーの中に、自分の撮影したい世界を描くように
レンズのピントリングを回すのです。
同時にそのピントリングのねっとりとしたヘリコイドの感触は
「スプリット・マイクロ」の像合わせと完全にシンクロナイズしていて、
撮影という行為を、神聖(?)なる表現行為へと押し上げてくれるのです。

写真のレンズは、中望遠マクロAi Micro Nikkor 105mm f2.8sです。
40年以上前に出たレンズですが、今も現行品として作られている
レンズだそうです。レンズの色がとても美しい。
( ミラーレスのZマウントシリーズと並行して、Fマウントの
マニュアルレンズを出し続けるというのは、ニコンの写真屋としての
気骨を感じますね。)
さて、
私は山へ行くときは、いつもF3にこの105mmではなく、
Ai Micro Nikkor55mm f2.8sを付けて歩くのがお決まりでした。
(一時期Tokina AT-X PRO 28-70mm / F2.8もよく使ってましたが、、、。)
55mmは常用レンズとしては、やや焦点距離が長いですが、
歩きながら、道端の草花を撮るにはマクロレンズが重宝します。
そして、リュックの中に、この105mmの中望遠マクロを入れていました。
いざというときに、リュックから取り出して使うのです。
さらに、
リュックの中には中判レンジファインダーのカメラ
FUJIFILM GA645 Professional を広角用として入れていました。
レンズは60mmなので、35mmに換算しても37~38mm相当なので、
広角とは言い難いのですが。
風景を撮るときには、やはり中判カメラは欠かせないのです。
(続く)
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