マイルスを吹こう
久しぶりに、ショーンくんを連れて森林公園に行きました。

2月初旬寒い所へ行き、体調を崩してしまいました。
(普段見られない絶景をたくさん見ることができたのですが。)
自宅に戻り、頭痛に悩まされたり、風邪の症状が完治しないまま、
2月も終わってしまいました。
現在も、風邪の後遺症なのか、舌の先端に白い小さな粒ができて痛みます。
加齢ととともに、免疫力が低下しているのかもしれません。
そんな中、トランペットの練習は続けているのですが、
あらためて、「マイルスを吹こう。」と思いました。
今更ながら、マイルスの「ソー・ホワット」のソロを吹きたくなりました。

私が、マイルスの演奏の中で最も美しいと感じるソロが、
1959年にレコーディングされた『 カインド・オブ・ブルー 』
のアルバムの中にいくつか収録されています。
その一つが「ソー・ホワット」中のソロです。
今まで、何度も何度も聴いているのですが、実際に吹いてみたのは初めてでした。
コード進行から解放されて、モードの旋律だけを基本にソロを歌い上げる
マイルスのアドリブは、マイルスの真骨頂とでもいうべき
せつなくて、哀しい、比類のない美しさに満ちています。
Miles Davis - So What (Audio) (Official Audio)
あらためて、マイルスのソロを自分で吹いてみて、しみじみと
心から感動します。ここには、本当に美しい芸術が存在していると実感します。
ジョン・コルトレーン(ts)、キャノンボール・アダレィ(as)、
ビル・エバンス(pf)、ポール・チェンバース(bs)、
ジミー・コブ(ds)
メンバーの演奏も素晴らしく、マイルスのコンセプトを完璧に
理解した最高のパーフォーマンスになっています。

公園で私が吹いている間、ショーンくんは全く吠えることがありません。

私の演奏を気に入っているのか、それとも全く気にならないのか、
よくわかりませんが、、、。

最近は私の練習にも上手に付き合ってくれるようになりました。
「ショーンくん、ありがとう。」
公園に来ている人は数少ないですが、私の演奏を耳にしながら
通り過ぎていく人もいます。

自宅で練習しているよりも、森林公園で練習する方が、はるかに楽しいのです。
鳥たちのさえずりを聴きながら練習できるのです。
マイルスの採譜したソロを吹いていると、ジャズセッションでうまくアドリブが
取れようが、取れまいがどうでもいいような気がしてきます。
今日は、『カインド・オブ・ブルー 』中の「オール・ブルース」という曲
のマイルスのソロも吹きました。
Miles Davis - All Blues (Audio) (Official Audio)
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