風景と旅の写真家のブログ

心に残る風景、旅先で出会った風景を、写真と文章で紹介します。

「四季の写真」フォト日記の増刷

以前ブログで紹介しました「四季の写真」フォト日記を、


久しぶりに増刷しました。もちろん手作りです。


表紙の色調を黒を基調にしました 


中身は、全く変わらずです。




多治見に住んでた頃を、あらためて思い出します。


雑木の山や草木を、飽きもせずフィルムに収めていました。


当時の真摯(?)なまでの情熱を思い出します。


掲載写真はフィルムとデジタルが半々です。



あの頃の自分を、何だか羨ましく感じてしまうのは、なぜでしょうか。


もう一度、カメラを手にしたころの自分を取り戻したいと思っています。



裏表紙に載せた詩の一節について



  季節(とき)が流れる


  城塞(おしろ)が見える


「幸福」『ランボー詩集(中原中也訳)』より



この素敵な訳詩は、「本当は小林秀雄が訳をしたものを、中也にあげたんだ。」


というのを、どこかで読んだ気がします・・・・。


直訳すると、「おお、季節よ  /  おお、城よ」というのが原詩です。