風景と旅の写真家のブログ

心に残る風景、旅先で出会った風景を、写真と文章で紹介します。

手作りハンバーグを

手作りハンバーグを作りました。


学生時代、小さなキッチン(洋食レストラン)でコック見習いを


したことがあります。


ハンバーグのとても美味しいお店でした。


デミソースも本格的なものでした。


毎日午前10時~午後11時まで、週一の休みでした。


そこで習得したレシピで、今も時々作ります。


今回の完成品。


今更愚かしいのですが、恥を覚悟で、勇気をもってレシピを載せます。

レシピ(その1)


・玉ねぎのみじん切り

(補足)
この愛用の包丁は、35年前に旅先のドイツのゾーリンゲンで購入したものです。
当時はスーツケースに入れて持ち帰ることができたんですね。ルフトハンザ航空でした。


・玉ねぎの炒め(before)

・玉ねぎの炒め(after)



こんがりきつね色になったら完成。外に出して冷まします。



レシピ(その2)

・ミンチの作り方


  (材料)
   豚牛合挽(6:4)500g・塩・胡椒・パン粉(生パン粉がベスト・適量)
   卵2~3個・赤ワイン・ナツメグ・醤油(お好みで少々)


  粘り気が出るまで、しっかり捏ね合わせをします。
  指に白いラードがつくくらいまで。
  ミンチに空気が入ると、焼く時よく膨らみます。


  5等分して、さらにパン粉をまぶして、まな板の上で、包丁を使ってハンバーグの形に
  整えます。


  まな板の上で、右手に包丁(刃先は上)を持ち、


  中央に丸いミンチ(約110g)を置き、


  左手はミンチに添えて、


  左右両側からミンチを転がしながら縦長に成形します。


  次に、縦長になったミンチを、まな板の上で、


  包丁の腹でたたいて平らにします。


 完成です。あとは焼くだけです。


 油を引き、中火で焦げ目をつけたら、裏返して蓋をします。


 細火で肉汁が透明になるまで蒸し焼きにします。


 ミンチが膨らんでくるのが、美味しさのポイントです。




レシピ(その3)

・ソースの作り方


 本来はデミグラソースですが、家庭で作るのは難しいので、即席ソースです。


 トマト缶、ケチャップ、赤ワイン、ウスターソースを、ハンバーグを焼き終えた


 フライパンで合わせます。沸騰したら完成です。これは妻に教えてもらったレシピです。


 簡単ですが、結構美味しいです。


 付け合わせ野菜の、ジャガイモと人参です。(これはお店のレシピではありません。)


 ジャガイモは、レンジで野菜の下ごしらえ調理した後、塩と胡椒、マヨネーズで和えます。


 ニンジンは、甘酢、塩、砂糖、黒粒胡椒、オリーブオイル、ニンニクで和えます。
(これはお店のドレッシングを参考にしています。)
 手抜きの時は、市販の寿司酢を使います。


 あとは、生野菜を用意して、デシャップの完成です。


スープはインスタントのコーン・ポタージュです。(手抜き)




以上、「手作りハンバーグ」のレシピでした。
急いで作ったので、盛り合わせ方がひどすぎました。我ながら、残念至極です。



家庭料理の範疇で本当に恥ずかしいのですが、ここまで読んでくださって方に、心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。



お店のハンバーグは、材料のミンチも、ソースも、ドレッシングも、全て本格的なもので、
美味しかったです。


ソースは、デミソースをミートソース風にアレンジしてあり、最高でした。


キャロット・ドレッシングの酸っぱさと、相性が抜群でした。




半年間の「コック見習い」で習得した、「手作りハンバーグ」の巻きでした。


私の若かりし頃(19歳)の話です。


当時は、お洒落なお店も少なくて、本格的なレシピもまだ膾炙していない時代(1970年代初頭)です。




お店が終わると、グロッタというジャズ喫茶に行くことがありました。


閉店間際のわずかな時間でしたが。


休日には、広い公園でトランペトの練習を、よくしていました。


ひたすらロングトーンと音階練習でした。


どうしたらアドリブが吹けるのか、人生最大の謎でした。


キッチンのマスターは、私にダックスホンダという原付バイクを貸し与えてくれました。


おかげでどこにでも行けて、本当に助かりました。


今更ながら、マスター、ありがとうございました。奥さんにもお世話になりました。




今回のブログは


ジャズという音楽に、無限の憧れを抱いていた、ほろ苦い青春時代の思い出が詰まった


「手作りハンバーグ」のレシピでした。