風景と旅の写真家のブログ

心に残る風景、旅先で出会った風景を、写真と文章で紹介します。

マイルスのソロを吹いてみる

数日ぶりにトランペットを吹きました。


唇の調子を確かめながら、音出しをした後。


早速マイルスのソロを吹いてみました。


曲名は、「フレディー・フリーローダー」。


ブルース形式の12小節の曲です。


そして、バラードの「ブルー・イン・グリーン」の2曲です。


この曲は、ピアニストのビル・エバンスとの合作で


20小節という変わった形式の曲です。


歴史的名盤と言われるこのレコードに収められています。

どこで、このマイルスのソロ譜を手に入れたか忘れてしまったのですが、


手書きで書き写したものが、手元に残っています。


音源は、「iREALPRO」というジャズのアドリブ練習用のソフト。


何百曲ものスタンダード曲が、伴奏として入っています。


ピアノ、ベース、ドラムの音源です。


スマホに取り込んだ音源を再生すれば、自由に練習ができる


すぐれものです。


もう、何十回と吹いているのですが、マイルスのソロは


吹いていて飽きることがなく、本当に美しいのです。


コード進行に沿いながら、この時期のマイルスは


モード的なアプローチで、実に洗練されたメロディーを


歌い上げていきます。

1959年に録音されたこのアルバムは、


ジャズの名盤として、後世に聴き継がれると思います。


「ブルー・イン・グリーン」のソロ譜では、コルトレーンの


テナーサックスのソロも採譜されてます。


これも上質な見事なソロで、真の芸術だと思います。


このアルバムは、人生の宝物です。