風景と旅の写真家のブログ

心に残る風景、旅先で出会った風景を、写真と文章で紹介します。

カフェでランチを

久しぶりに、レオンを連れて、カフェに行きました。


レオンを連れていけるお店は、まだまだ少ないです。


ここのテラスで、ランチをいただきます。


手前の白いのは、フルーツ入りヨーグルトです。


庭も広くて、レオンも散策ができます。



冬の光は、どこかフォトジェニックなノスタルジーを感じさせてくれます。


やはり、モノクロームで撮るのがいいですね。


物象の存在感に、光と影の奥行きが出てきます。


光が物語という別の時間を紡いでくれる気がします。


物象の陰影がたまらなく魅力的で、ファインダーを覗きながら、ついついシャッターを


押し続けてしまいます。




梟の置物がいろいろ置いてあります。


室内は、いつもスイングジャズのビッグバンドのレコードが流れています。


この日は、トマトベースの茄子入りミートソースのパスタをいただきました。


ガーリックの風味が効いて、とても美味しかったです。


お店のマスターは、以前新聞社のカメラマンだったそうです。


お店には、マスターが撮影した写真が特大のプリントが展示してあります。


レオンも梟の置物に興味津々です。


マスターと奥様のご夫婦(ご年配)で長年やってみえるお店です。


私も以前は同じ市内に住んでいたのですが、このお店のことは知りませんでした。


食後のデザート(チョコケーキ)とホットコーヒーもおいしくいただきました。


レオンくんも、おやつをもらって満足(❓)気のお顔ですね。



ということで、今回は「カフェでランチを」でした。



寒波が来る前の暖かな日でした。

郡上八幡へ行く

昨秋11月に、郡上八幡へ行きました。


紅葉の季節でしたが、平日ということで、ゆっくり観光することができました。


インターネットに紹介されているモデルコースを参考に巡りました。


旧庁舎記念館の駐車場に車を停めて、散策開始です。




まずは、「いがわのこみち」です。民家の裏手を流れる風情のある用水路です。



「 地元の人々の 暮らしに根差す用水路  水路沿いのこみちでは
風情ある散策を楽しめる  」 ーTABITABI郡上ーより



美しい鯉も泳いでいます。


防火用水や洗濯場など、地元の人々の生活に根付いた用水路になっています。


こみちに足を踏み入れると、タイムスリップした感覚に襲われます。



続いて、「慈恩禅寺(荎草園:てっそうえん)」に行きました。


「 慶長11年(1606年)に京都の大本山妙心寺から勧請した半山禅師によって創建されました。郡上八幡城主・遠藤家、金森家の他、土佐藩主、山内一豊の妻で賢夫人として有名な千代ゆかりのお寺です。 」 ーTABITABI郡上ーより



荎草園は、江戸時代初期のもので、禅寺に相応しい落ち着きのある名園です。


畳の座敷からは、見事な紅葉の景色を見渡すことができます。


滝と紅葉が見事でした。


筧や手水鉢の造作も、風流で思わずカメラを向けてしまいます。


ニコンのミラーレスカメラを手にした女性が、真剣なまなざしで撮影していました。


お寺の建物の中を歩きながら、何枚も撮影しました。


全てにわたって風流で、落ち着いた雰囲気でした。


受付で、住職の奥様から、丁寧な説明をしていただいたのも印象的でした。



外に出ると、地蔵さんがあり、鐘楼の向こうには、郡上八幡城が見えました。


次に目指すのは、いよいよ郡上八幡城です。


高速道路から見えるのですが、実際に訪れるのは初めてです。


日本最古の木造再建城ということですが、郡上八幡のシンボルに相応しい美しいお城です。



紅葉と白壁がコラボして、素敵な写真が撮影できました。



実は、お城まで車で来るときに、ヘヤピンの急カーブを何度も回って上るのですが、


これがなかなか大変な坂道でした。


予想はしていたのですが、私の車(エスティマ)はストロークが長いので、


相当ぎりぎりまで外回りのハンドル操作をしないと回りきらないのです。


途中2回ほど、ヘヤピンのカーブで切り返しをする際、タイヤが勾配についていけなくて


スリップしてしまいました。


正直焦りました。タイヤから白煙が出てスリップするので、必死でした。



結論:下の駐車場に止めた方が無難でした。



ともかく、無事到着したことにほっとして、感謝です。(立ち往生しなくて、本当に良かったです。)


お城は見事でした。お城について何の知識も見識もありませんが、素晴らしかったです。



天守閣からの展望も素晴らしかったです。


紅葉がアクセントになって、素敵でした。


以上、紅葉の郡上八幡への日帰り旅行でした。


お昼を挟んで、市内も散策したのですが、割愛しました。


レオン君も一緒でしたが、今回は出番がありませんでしたので、最後に一枚。


時期外れの内容になっていますが、ここまで読んでいただき、ありがとうございます。


昨日・今日と大変な寒波になって震えています。皆様もご自愛くださいますように。

秋の京都へ

昨年書けなかったブログを、書きます。


季節がずれてしまいましたが、ご容赦ください。



昨秋の11月、京都へ出かけました。


今までめったに京都へ行くことはなかったのですが。



春日井市在住のアーテスト「神田真由」(『浮かし張り切り絵作家』)さんの個展が、京都でありました。


春日井市内のカフェギャラリー「わッつ」の主催で、大型バスをチャーターして行きました。


会場の「アートスペース余花庵」の入り口です。京都市役所の西側の寺町通り沿いにあります。


国内外の展覧会に出品されて、数多く受賞されています。(詳細はご本人のインスタグラムで。)


展示中の小品を紹介しました。


海外で受賞された作品もありましたが、画像では作品の魅力が伝わらないと思い、紹介はやめました。


ご本人が、是非ともこのギャラリーで個展を開きたいということで実現したそうです。


今後さらなる活躍と飛躍をされますように、心から期待したいと思います。





さて、個展見学の後、バスで移動して、清水寺周辺を散策をしました。


限られた時間でしたので、大忙しでした。


スナップ風の写真をいくつか紹介します。


清水寺での撮影です。大勢の人でごった返していました。


紅葉真っ盛りで、美しかったです。久しぶりに夢中で撮影しました。


こんなにも大勢の人がやってきて、清水の舞台で動けなくなるのではと思いきや、結構皆さんスムーズに移動していくんですね。


『今昔物語集』の中に、検非違使の男が、清水の舞台で若者に取り囲まれ、危うく舞台袖にあった蔀(しとみ:畳一枚ぐらいの格子状の板)を手に、舞台から飛び降りて、命が助かるという話が載っています。


ひとえに観音様のおかげで助かったというお話です。


コロナによる外出規制が緩和されて、多くの人がいました。海外の観光客は、まだ少なくてこの人混みです。




続いて高台寺に行きました。

こちらも多くの人が参拝に来ていました。



「高台寺」(こうだいじ)は京都・東山エリアを代表する寺院の一つ。江戸時代のはじめ、豊臣秀吉の正室・北政所(ねね)が秀吉を弔うために建立した寺院で、大名茶人・小堀遠州が作庭したと伝わる庭園が国指定文化財(国指定名勝/国指定史跡)となっています。また庭園中央の開山堂や千利休好みの茶室“傘亭”“時雨亭”なども国指定重要文化財。
             「お庭をゆるく愛でる庭園カルチャーマガジン」より



いかにも、由緒ある寺院の庭園で、派手さはないですが奥ゆかしさを感じる所でした。



最後は、法観寺(八坂の塔)を撮りたくてやって来ましたが、ご覧の通り


人がいっぱいでした。







以上、昨年の秋に訪れた京都のプチ旅紹介でした。